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スキルタウン
2023/03/18

サウンドで差が付く!意外と知らないFPSにおける音について

FPSをある程度やっていると必ずと言っていいほどぶつかる音の問題。
音の設定やデバイスの選択など、できるだけわかりやすく解説していきます。

音だけで前後上下を聞き分けることは不可能?

上手い人の視点を見ると足音だけで敵の位置を素早く把握している様に思えますが、
実際はそうではないのです。
HRTFの搭載されているVALORANTでさえ完全に前後上下の音を再現できているわけではなく
敵の位置がわかりやすくなっているという結果に留まっています。
ましてやAPEXのようなHTRFが搭載されていないゲームでは足音だけで位置を特定するのは不可能という結論に至ります。
しかし、上手な人は敵の位置を把握しており、理由は音の聞き分け方にあります。

音を聞き分ける4つの方法

敵の位置の把握=音源の場所の把握をするために必要な音の情報は
①音源の方向
②音源との距離
③マップや地形の把握
④ゲーム特有の音の種類や性質への慣れ
以上の4つと考えられます。
③と④はゲームの熟練度によるものなので今回解説は省きます

①音源の方向
音源の方向は左右の音量差を比較することで確定しています。
例えば真右から音が聞こえる場合の左右の音量比率は「左:右=0:100」です。
(HRTFありでも僅かに左からも音が聞こえる程度)
前方から聞こえる場合は「左:右=50:50」である。
察しが良い人ならもう気付いているかもしれませんが、後方から聞こえる場合も「左:右=50:50」になります。

ではどのように前後を判断するのかというと
自身の視点を少しずらしてあげればいいのです。
そうすれば比率が変わり、音源に近づいた方の音の比率が上がります

例えば音源が前方から鳴っている場合
右へ25度視点を動かすと「左:右=75:25」となる。
逆に後方からだった場合は「左:右=25:75」となるわけです。

②音源との距離
音量が大きければ大きいほど近く小さければ遠いとシンプルなのでさほど判別は難しくありません。
一つ重要なポイントがあるとすれば音量を常に一定にしておく必要があります。
ゲームをプレイするたびに音量がぶれていると音を聞き分けるのも難しくなります。

音の設定はゲームによって異なる

同じFPSのゲームでも使用されている音域(周波数)は異なります
例えばVALORANTの足音では250Hz~3150Hzあたりが強いのに対し
APEXの足音では1000Hz~4000Hzあたりが強くなっています。
つまり、ゲームによって大きくしたい周波数が異なるということです。
また、ゲーム内で設定できる項目も異なります。

デバイスについて

音の問題にぶつかった際に必ずと言ってもいいほど話題に上がるゲーミングデバイス。
高ければ良いと思われているかもしれませんが、それは少し違います

確かに高いデバイスには様々な性能が備え付けられていることが多いのですが、
一緒に使うデバイスとの相性ゲームの種類によってはあまり意味がなかったり、
逆に悪影響を与える可能性もある為、しっかりと性能を理解して使用する必要があります。

まとめ

意外と知らないことがあったのではないでしょうか?
もし全部知っていたなら相当FPSの音について詳しいということですね。
今後、ゲーム毎のサウンド設定やデバイス紹介もしていこうと思っているのでそちらもチェックしてみてください。
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